2008年07月期視聴開始

ひだまりスケッチ×365 13話【終】

ひだまりスケッチ×365 第13話 「1月10日 おかえり…うめ先生」【終】

お、終わった。終わってしまった。7月期ではトップクラスに面白かった。そのへんの萌えアニメとは一味もふた味も違う、情報量は多すぎず少なすぎず、ひたすらポップな楽しい画面作りがすげえ好みだ。初詣のシーンで「3期あるといいなーby生徒一同」って絵馬があったけど、ほんと、あるといいな。そのためにまずBDをだね。なんでもC74のTBS企業ブースでは、蔵出しHDソースが流れてたそうで。DVDも順調に各巻6000枚以上売れてるんだし、ぜひ出してほしい。efも出たんだしさー、アニプレさんよー。
何がいいって、やっぱりこの演出で。レイアウトも作画も普通のアニメなんだけど、演出が。4人の部屋の描き方を見ればわかるけど、各人に色をもたせながらも、4人で「ひだまり荘」として成立させてて。CGやデジタル技術を導入しながらアニメが目指してきた「立体感」をかなぐり捨てて、何もかもを平面的に。背景に溶け込むようなセル部の画調とかまさにそう。うめ先生が描いた提供バックなんか見てるとほんとそう感じる。むしろ漫画家であるはずのうめ先生の絵のほうが、背景にセルを重ねたようになってる。本編にはそれがない。芸術的調和だ。
やはり夏目はかわいい。智花ちゃんと微妙に被ってるところもあるけど、こうまであからさまなツンデレではない。
最後富士山で〆てくるとは思わなかった。それほどまでに悔やまれる出来事だったのか。放送時期のずれ込みもあって、365のほうはものすごく安定してたからよかったよかった。
主人公は成長もしないし世界が変わるわけでもない。日常を淡々と描くだけ。でも演出でこんなに楽しい画面になる。すごい。3期を待ってる。

作画A音楽B脚本A演出S燃えE萌えS
オススメ度☆☆☆☆

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ひだまりスケッチ×365 12話

ひだまりスケッチ×365 第12話 「7月7日 見ちゃダメ/7月8日 四人」

うおっ。いつにもまして見所の多い回だった。背動してるところが数え切れないほどあった。
小物へのこだわり方が尋常じゃねえ。いつもなら背景といっしょになって動きは無い、4人でテーブルに向かい座ってるところでもちょこまか動かしてたし。カットの切り替わりスピードが通常の3倍。にもかかわらず原画スタッフは普段と同じ顔ぶれ&人数。作監は伊藤良明。1話の人だ。あれもすさまじかった。どっちかっていうと作監の功績?なんとなく、ヒロさんが食堂で宮子に向かって愚痴をたれているあたりが、1話のゆのっち走りに似ていたような気がするけど、そうなのか。まあ、最終回でもないのにここまで手の込んだことができるのは、やっぱり制作から放送までに期間が空いたからなんだろうな。普段なら動かないレイアウトのとこでもガンガン動く。
夏目かわええ。あれれー。こいつこんなにかわいい奴だったのか。ライバルからプレゼント受け取って顔真っ赤とか萌え萌えじゃないですか。こういうわかりやすい高飛車お嬢様大好き。弄ばれたい。時に弄びたい。
痴女と聞いて思わず意識が飛ぶ先生。一応そういう評判は気にしてるんだね。とりあえず謝っとけは真理であり大きな間違い。
七夕といえば、現在の暦での7月7日はもう梅雨まっさかりで、織姫と彦星が会えねえように天帝がわざわざこの日に設定したのもうなずけるという感じだけど、実際にはグレゴリオ暦と太陰暦では大きく日にちがずれてて、本来は8月くらいにやるものなんだよね。人間の都合に振り回される神々。

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ひだまりスケッチ×365 11話

ひだまりスケッチ×365 第11話 「9月28日 パンツの怪」

エロいな。今回も。
鳩に突っつかれて悶えるゆのっち、スカート脱がされるゆのっち、ハンモックからずり落ちて生足披露するゆのっち。なんでもないカットでも、わざわざ局部をアップにして見せる。常に目を見開かせている。エロい。パンツの怪というより、パンツ回。しかしこれまた、作品の雰囲気を壊している気がする。そーいうのはまた、別のお楽しみがあるからいいって。
鳩の飛び立つシーンも、そのせいで台無し。あーあー。少女漫画を期待していたら萌えエロ漫画だったみたいな。俺が間違ってた。
屋上へ通じる階段があれでは、いろんな生徒が入ってくる。これまた私物置き場にしている吉野家先生。まったくこの人はどこまで・・・w
校長のバレー。身長のリーチはものすごくあるが、実際役に立つかどうかは未知数。だがやはり強かった。
食べ無さすぎて倒れたと勘違いされるのもサエさんらしい。普段どういう目で見られてるかよくわかる。
今回、動きも日常描写もすごく整ってた割に、原画も動画も人数が極端に少ない。春から放送の予定が夏にずれ込んだというのは本当だったみたいだ。

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【劇場版】秒速5センチメートル

綺麗だ。背景美術も思い出も。
初恋をずっと引きずる男の物語というプロットは「雲のむこう、約束の場所」と同じ。徹底的に報われないのがあれとの違い。あれもあれで報われなかったけど、一応はっきりとした結末を告げられただけよかった。ここまでずっと、背景も作画もリアルであることを至上命題として進んできたのに、最後の電車にだけは誰も乗っていない。ありえないことがここでだけ起きる。電車の通過した後、そこにいたはずの人はいなくて、虚しさだけが心に残る・・・。
きっと貴樹の携帯には、もう何度も変更が繰り返されて本人からも忘れられた、明里の大昔のアドレスが残っているんだろう。いつの間にか手紙を出しても返事は返ってこなくなって。心にぽっかり空いた穴を埋めるためにがむしゃらに働く日々。
しかしだな。モテすぎだろ。すっごく下世話な話になるが、これきっと恋愛経験のある人は感動しないよ。「気持ちわりー男だな」で終わりだよ。が、主人公のモテ方があれなもんで、ない人も感動しないよ。俺は感動しなかったよ。もちろん後者。視聴した後の感想は「綺麗だね」でおしまい。そういうアニメ。もちろんそこまで行けるだけでもすごいんだけど。雰囲気はすごく良いんだ。雰囲気を出すのが監督の仕事、という押井守の言を借りれば、この作品に限って言うと脚本は他の人に任せたほうがよかったんじゃないかと思える。
あとこの人、すげえ宇宙への思い入れがあるよね。わざわざ種子島に舞台を移して、飛び立つH-ⅡAをじっくり丁寧に、物語とあいまって、印象的なシーンとして描いてる。この美しさはハンパじゃねえ。ほんと、失敗続きで税金の無駄とかいうくだらない批判のため宇宙開発の費用を削るのは、もちろん将来の国益にも損害を与えるし、何よりロマンが・・・いやこの話は別にいい。
「雲のむこう」で、かなーり物語進行と観客の画面への没入を阻害していた、執拗なまでのブラックアウトは影を潜めた。・・・代わりにっちゃあなんだけど、くどくど心情吐露の台詞が入り、そのへんはいらないところもあったかな。そこまで言われなくてもわかるって。観客を信頼してくれ。心情は、この美しい背景と、丁寧に描きこまれた登場人物たちの表情を見ればすぐわかる。
最後の、主題歌が流れるPVみたいなシーン、あそこの演出はもうちょいなんとかならなかったのかなあ。似たようなパンばっかで見てて飽きる。山崎まさよしの曲はすごくいいけどね。曲といえばまた、同人で活躍してる歌手と作曲家が音楽やってたね。

作画A音楽S脚本B演出B燃えD萌えB
オススメ度☆☆☆

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【劇場版】バンパイアハンターD

やっぱすげーわ・・・。ああ。すげー。最高。
荘厳で華麗な音楽、熟練の名優による最高にリアルな演技(Dとマイエル=リンクの、この感情を押し殺した演技!田中秀行も山ちゃんもすげー!)、まるで印象派の絵画のように美しい背景美術、日本が誇る名アニメーターの魅せる圧倒的な動き、そして手塚プロが育んだ鬼才の一人・川尻義昭の描く、退廃の美、ところどころにそれっぽい要素を出して遠未来の匂いを残しつつ、なお醸される中世的な雰囲気、夜の魅力。アニメ映画はここで一つの頂きに達した。ほんと、完璧なんだ。完成されてる。全てが。
もうねー、始まって、タイトルの直後に、ピアノのアタック音がガゴーンと響いて月がでかでかと出てくる、ここでもう画面に釘付け。そっからイントロダクションが終わるまでに、観客に必要な情報、つまりそれはもちろん基本的な設定やらの文字情報も含むんだけど、それ以上に大切な、作品にずっと流れ続ける雰囲気、物語のテンションとかいうものの情報を与えて、わからせてる。
でだ。その次でおそらく「夜の都」であろうものの残骸が出てくるわけだ。この無力感!のっけから絶望!結局のところこうなんだ。ダンピールとして生きる、種族的衰退を越えねばならぬ、永遠の生、すべてがここに。
約束は果たしたが、やはり結果は孤独な生を生きるしかなかったラスト。ってかあれなんだな。話のほうはいい意味で記憶に残らないつーか、そのへんはすっきりしてる。マーカス兄弟の人間臭さ、吸血鬼の冷たさ。ところどころで感じたのは、マイエル=リンクは人間を愛したとはいってもやはり常に冷たく、Dは言葉の端々に温かみがあるということ。余計なおせっかい、だな。なんてったって、二人を宇宙に送り出し、さらにレイラの葬儀にまで来るんだからねえ。
問題は演出。やっべえ。マジかっけえ。透過光処理、激しい明滅などの光の演出、見せるものと見せないものを明確に切り分けるアングルの妙、スローモーションとカットインによるシーンの印象付け、洋画みたいなブラックアウト前の人物の台詞と動き、剣を振りかざすなどのアクションに1歩遅れて周囲の状況を変化させることで醸しだすスピード感などなど。「どうだ、かっこいいだろ!」と言われているよう。はい。かっこいいです。特にお気に入りのシーンは、やっぱりあれ、マーカス兄弟とDが始めて会うとこの、Dが素手で兄の矢を掴むところ。なん・・・なんなんだ?なんでこんなにかっこいいんだ?13コマだけ映るDの表情、スローモーションで月をバックにして、ナポレオンばりに馬の前脚を上げマントをはためかせ・・・。ああ・・・。なんも言えねえ。この作品を象徴するシーンだわ。かっけえ・・・。
マイエル=リンクと初めて刃を交えるところも超絶かっこいい。勝負は一瞬で決まるというこの緊張感。バックに流れる音楽、文字通り目にも止まらぬ速さの戦い。
最後の戦いもいいよなあ。ほんと速い。溜めるカットと動くカットの切り替えがものすごくきっちりしてる。何を魅せたいかがはっきりわかる。あとここで、物語の一旦の結末からエピローグまでの間のレイラの動向を補完するために、指輪を投げさせて。
しかしいい作品だ。何年も前に観て以来ずっとご無沙汰だったけどやはりいい。某ニヤニヤ動画じゃないが、もっと知られるべき作品だよ。ほんと。

作画S音楽S脚本S演出S燃えS萌えD
オススメ度☆☆☆☆☆☆☆

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ひだまりスケッチ×365 10話

ひだまりスケッチ×365 第10話 「6月8日 まーるニンジン」

Gyuuuuu by H.Edoとかいらねーからw
吉野屋節炸裂の授業。公立高校で不良相手に担任なんて持ったら、この人きっと心労で倒れるよ。今回みたいな授業では誰もしたがわねえ。やまぶき高校で良かった。ゆのっちの両親に対しても普通の応対ができてないし、ほんと。いやあ、校長先生もいい人だなあ。燃えるごみだけど。
今回、けっこう長く深く宮子と男との絡みがあった。幸いにもネタにしただけで終わったが、ゆのっちのお父さんも出てきたし、珍しく男の登場人物が多い回。いやまあ、だからどうってことじゃないけど。ただこの作品ってあれじゃん、学校生活がメインの作品なのに男の存在が全く臭ってこないのがヒットの一因じゃん。
大嶋実句脚本回は、なんだかレギュラー陣以外の人との絡みが多くなるみたいだ。前々回だったか前々々回くらいもそうだった。
まーるニンジンとはこういうことか。うちは普通に細長く切ってる。この切り方、ごぼうとニンジンを一緒にはさみづらくないか?w
ゆのっちの両親登場。おしどり夫婦で結構なこと。しかし二人でメリーゴーランド・・・中学時代は、ゆのっちもさぞ両親に反発したことだろう。タガ外しすぎだ。恥ずかしすぎるよw
ってかあれなんだな、やっぱり下宿するにはするなりの距離があるみたいで、両親が帰るとき乗ってたのは新幹線だったり、ついでに横浜まで行ってたり、かなり遠そうだ。2ヶ月ぶりの再会でさぞかし楽しい午後だっただろう。

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サムライチャンプルー20話~26話

サムライチャンプルー 第20話~第26話

すげえ。なんだよこれ。すげえ。
ビバップのラストと人物相関が3つとも似てるし、アバンがそのまんまビバップのあれで、ああ、このままみんな死ぬんだ、やっぱり復讐は何も生まないんだ、と思ったが裏切られた。いい感じに。余韻を残すラストもいい。なにより、ひまわりが咲いて終わりってのが、たまらん。続いてる。3人が。戦う理由とは何かに気づいたジン(フウに語りかけるところは感動した)、しがらみを断ち切ったムゲン(カラスのようなものが近づき線描で描かれるあたり、形象から離れて死へと向かう様がよーく表れてる)、新しい人生を歩むフウ。いい作品だ。全部いい。ギャグ回はとことんぶっ飛び、シリアス回はガチガチに演出も脚本も固める。
進化する渡辺信一郎。ビバップでも徹底された彼の美学は、この作品でも色褪せないどころかむしろ、その映像センスに磨きをかけ、更なるイマジネーションと興奮を掻き立ててくれるものになった。ところどころフルアニメーションで、横からのアングル主体の洗練されたアクション描写は彼独特のもの。2コマ撮りのところでも、カメラをわざとぶれさせるようにしてすごく緊迫感のある映像にする。ただ最終話近くではそのスタイルを変えた。ものすごくダイナミックにアングルを変えて回り込むように動く。この演出にはどういう意図があったのか。どれも切羽詰った闘いだが、その緊迫感、生死の境で全身全霊をかけるその躍動感を表現したのか。あと絶対にアクションシーンは端折らないところがいい。中心にいる人物を一人決めて、その人物の活躍を余すことなく描ききる。そういう演出。んで基本、主人公は苦戦しないんだよね。
ラスト近くの剣撃シーンはどれもこれも、陰影のつけ方とかその圧倒的早さとか、やっぱどことなく川尻喜昭だ。1コマ撮りだけど3コマ作画の動きっていうか、ぎゅっと凝縮したような動きでガガガッと魅せる。ジンと師匠の闘いなんてほんとそうだ。一気に畳み掛けるような、一瞬で勝負が決まるというような。暗闇の中、透過光で剣の動きを表してて、それが見えるのは1コマだけという。早い早い。人もたまに消える。見えねえ。常人離れした剣劇。めちゃくちゃかっこいい。コマ送りしてみると「こんなに動いてたのかよ!」ってほど動いてるし。このへんはミチコとハッチンで監督をやる山本沙代も演出で監督と連名になってる。
ビバップではその名の通りジャズ主体の音楽、こちらはヒップホップ。宇宙を駆ける賞金稼ぎたちにジャズ、というのはわかるんだが、日本のサムライにヒップホップってどうなるんだ?と思ったが、いや、すげえな。なんでここまで合っててかっこいいんだ。

作画S音楽S脚本S演出S萌えB燃えA
オススメ度☆☆☆☆☆

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サムライチャンプルー1話~19話

サムライチャンプルー 第1話~第19話

すげえええええwwwなんじゃこのアニメwwww
江戸中期なのかなんなのかよくわからないがそんなことは「ガタガタ言うな」。平気で英語理解したり琉球の人間なのにべらべら標準語しゃべったりしても「ガタガタ言うな」。ぶっ飛んでやがる。何もかもが。しかしそれでいい。チャンプルーなのだ。ごった煮だ。かっこよければ、面白ければそれでいいんだ。これがアニメだ。エロスとバイオレンス、メリケンどもが喜ぶスパイスをきっちり入れて、非常においしく仕上がってる。
お話のほうは、のっけから何でもありだよと断りを入れて、そんでやりきれない切なさの残る3人の過去の話とか、勧善懲悪痛快娯楽時代劇とか、徹底的にギャグに走った佐藤大の脚本回とか、いろいろバリエーションがあって楽しい。マルチ脚本家小原信治による構成はいいんだが、彼自身の脚本回はどーもイマイチで、やっぱり佐藤大の脚本回がぶっ飛んでて好き。小原信治も暗夜行路はよかったけど。そしてそれだけではない。映像がとんでもない。
このマングローブってスタジオ、俺も大好きなローゼンメイデン2期のOPを作ってたとかで、しかも調べてみたらオリジナル作品ばっか手掛けてるし、4℃みたいな感じで作家性のある作品を作ってるしで気になって見たんだけど。この作品のOPはあれだね、刀の透過光処理とか剣撃のすばやさとか、川尻作品に通じるものがあるね。マッドハウスがOPだけ協力してるし、本当に川尻喜昭の息がかかってるのかもしれん。劇中の殺陣も川尻テイストなところがけっこうあって面白い。10話とかまさに「ハンターD」。演出は吉村章だが、渡辺監督の思惑も相当入ってるだろう。あとこれはまあキャラ的に当然なんだが、無限とヒップホップ、合いすぎ。ブレイクダンスとかそのまんまじゃねーかw
9話もすげえ。この話を見て初めて、湯浅政明が天才と呼ばれる理由の一端がつかめた。作画ド素人の俺でも「あ、ここが湯浅政明原画なんだな」ってすぐわかったしw このトリップ感、メタモルフォーゼ、勢い、まるで彼の頭の中を覗いているような映像。色指定もたぶん彼がやってるんだろう。こんな大物ゲストが呼べるのも監督ならでは。で、この回コンテ切ってたのはグレンラガンの今石洋之。なるほど勢いがある。
他の回もすげえ。本当にテレビシリーズなんかいなと思うような、普通劇場版でもここまでしねーぞってなアクションが連発。トロイメントOPで作画監督してた山田正樹の作監回とか、俺は初見だけど作監回がいつにもまして圧巻だった中澤一登とか、すげえ・・・。

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ひだまりスケッチ×365 9話

ひだまりスケッチ×365 第9話 「8月5日 ナツヤスメナーイ/12月3日 裏新宿の狼 PARTⅡ」

おおっ?何の関連も無いがフルメタTSRと同じく9話がすごい。
たぶん裏新宿の狼のほうの、宮子の物理の教科書への落書きはアニメオリジナルなんでねえのかと勝手に想像。というか、だとしたら面白いってだけの話だけど。アニメートというものの原型であり極点じゃん、あれ。しかも、その後の廊下でのみやとゆのっちの、自分の作品で人が喜ぶ云々って言葉を、わざわざ視聴者のほうを向かせて言わせている。もう何を言いたいかはわかる。何かを作り世に送り出すという点では、彼女たちもこの作品のスタッフも変わらない。楽しんでますよ。
やっぱり、そうだよね。自分が作ったもので誰かが喜んでくれると嬉しい。俺は作品とかそういうものの評価が即ち自分自身の価値みたいに思っちゃって、ろくすっぽ明かせもできないし、気にしすぎて耳を閉ざしたくなる。自分に自信が無いからなんだろうな。そして宮子の純粋な感性とか物言いがすごく羨ましい。多様な経験、意外にも豊富なボキャブラリーなどなど、何をとっても自分には無い。すごい。それでいて気取らない。いや気取らないからこそ純粋なのか。卑屈にならない、落ち込まない。なんだかゆのっちより魅力的なキャラに思えてきた。
裏新宿の狼ってあれか、やまぶき高校の卒業生の映画か。思い出したぞ。ゆのっちが岸さんの言葉に感銘を受けるんだ。ここも同じく表現者としての気持ち。うめ先生だって同じだ。
ナツヤスメナーイ、なぜか立木文彦にナレーションをさせるという大胆な演出。なにもかもあのセリフを言わせるための布石にしか思えねえ!
吉野屋先生はこの職場だったからよかったんだ。校長先生がいなけりゃ今頃、社会不適合者の烙印を押されて家でニート暮らしだこりゃ。

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フルメタTSR13話

フルメタル・パニック! The Second Raid 第13話 「つづく日々」

あ、あっれー、なにこのがっかり感。やっぱ9話のガチガチっぷりが一番・・・。
思わぬ再会、立ち直る宗介。たぶんここでの立ち直り方、再会のドラマチックさの無さが、微妙だなあと思った一番の理由なんだろう。自分が聖者でもなんでもない弱い人間なんだと認識させてくれる人が必要だった。ガウルンじゃダメだった理由はそれか。なるほどなー。AIを使用しながらもちょっとした冗談を交わすようなしゃべり方に。ふんふん。そーですね。
スタッフは京アニオールスター、脚本は原作者、だけどこれかい。なんだろうな。まだまだ、これでは終わらせない、というものも感じるな。最後の宗介のセリフとか。実際原作準拠でいくと、既刊の半分くらいまでなんだよねこれ。The Third Raidが待たれるねこの終わり方は。
やっぱりアニメの最終回はOPがなくてEDがスペシャル版っていうのが気持ちいいんだけどなあ。様式美。
全体としてかなりいい出来だったけど、やっぱどこか違うんだな。ぶっちゃけ1期のが作品の雰囲気をよくかもし出してたかも。なんだかなあ。最終話がこれっていうのがなあ。やっぱりなあ。何を京アニに求めるかだなあ。普通に萌えアニメやってるのが一番いいかもね。

作画A音楽B脚本A(9話はS)演出B(9話はS)萌えC燃えA(9話はS)
オススメ度☆☆☆

・・・と、ここから追記。実はこの放送分では最後のセリフの後のシーンをぶつ切りにしやがったらしい。続きがあると感じたのも当たり前だわな。実際にあるんだから。ワロス。今後一切フルメタの関連商品に金は出さない。もともと出す予定も無かったがナー。・・・くそっ!

もう一つ追記。なんで13話がこうまで心に響かなかったのかがわかった。ゲイツと宗介の間に何の接点もなく、そんな人間がラスボスだったからで、真に倒すべき敵であったガウルンが12話で死んでるからだ。そりゃつまらんのも当たり前だ。宗介の「父殺し」は完了しないまま終わってしまったんだから。そんななのに話が進んで、なんだか知らんが自分の中のコンプレックスを克服しないで立ち直っちゃったから、釈然としないし面白くないんだ。わかったぞ。TSR、こりゃダメだ。やっぱりもっといい脚本家を京アニは持たないと。

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