キャシャーンSins8話
キャシャーンSins 第8話 「希望の賛歌」
う、うひゃー!インスピレーション溢れるカットが目白押し。すごい。すごいぞ。かっこいいし切ない。
どことなく出崎統も感じる、メリハリの効いた、止めを効果的に使う演出。って、今回の演出の、伊達達文=玉川達文は昔白鯨伝説の作監をしてたようだ。俺の出崎原体験作品の作監なんだから、そりゃ似てると思ったわけだ。そしてなんと今回は一人一原。少数精鋭もここまできたか。やっぱりあれなんだろうね、演出意図を画面にガッチリ出せるんだろうね、演出が原画・作監もやると。
タイトル前のカットの、Fixのままジャニスを狙うロボットとジャニスが、一度カメラ目線になりながらフェードインしてくる、さながらピーピングカムのようなあれから、ちょっといつもとは違うテイストだった。
歌っている間の質感の変化。色は淡く、描線は滑らかに。清浄さがガンガン出てる。なにげに背景には巨大なマイクがボコボコあったり。バーサ音楽堂が初めて出てくるとこのアングルなんかは、すごく素敵。そしてかっこいい。
最後なんて見事というしかない。累々たる屍の上に、影を纏い、血の涙を流しながらたたずむキャシャーン、舞台の上で脚光を浴びながら、恍惚か哀憐か、判別しがたい表情で凛と立つジャニス。イマジナリーラインに正対し、あたかも無言のうちに会話がされたようなアングル、そして砂塵の彼方へ去り行くキャシャーン・・・。近づけど近づけど距離は縮まらず、お互いぶつからないようにするしかない二人、Aパート終わりのリューズの「まるで矛と盾ね」というセリフはここに結実する。ああ・・・素晴らしい!この数十秒、3カットだけでご飯5杯はいける!
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